褒めてゆるくのばす

 

‪昔から義務の伴う事が苦手だ。‬例えば試験勉強。「明日は休みだし、朝早めに起きて勉強するぞ!」と意気込みはバッチリの状態で眠りにつく金曜の夜。

 

 

そして土曜の朝。「あー今日休みだしもうちょっと寝たい…洗濯もしたいしな…」と、まず二度寝。昼過ぎに起き洗濯もし終わったにも関わらず「そことここも掃除しないと!」と次は掃除に取り掛かり、ひとしきり終わったら「(勉強しなきゃだけど)掃除とか頑張ったし休憩〜」と言って漫画を読みながら寝落ち。起きたら夜、という事がざらにある。「やらねばならぬ」という気持ちがどうも私をだめにする。

 

しかし、結果として自分に跳ね返って来る事はもう十二分に分かってはいるのだ。そして想像する。「あの時もうちょっと頑張っていれば」「もっとやれたよな」と仕方ないと諦めている中、少なからず後悔している自分を。そして、図々しいがやはり少なからず嫌だとは思うものなのだ。ただの「義務」ではなく、「未来の自分のため」と思えばなんとか頑張ろうと思う気にもなる。そして頑張った自分にビールでも買って十分に褒めてやれば良い。

 

 

未来の自分のために頑張った自分をちゃんと褒め、また頑張る。この繰り返しが「ただの義務」を乗り切るサイクルであり、だめな自分から少しずつ、でも、着実に脱却して行くサイクルでもあると考える。

 

文・写真:なかじ